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想定していた事象とは言え、通期会社計画の下方修正はややネガティブ
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欧州売上予想を減額、高い営業レバレッジが響き利益予想の減額率大
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想定していた事象とは言え、通期会社計画の下方修正はややネガティブ
12年3月期の連結業績予想について、営業利益を350億円→300億円(前期比22.2%増)、当期純利益を175億円→140億円(前期比2.8%減)へと下方修正したことが嫌気され、反落している。
【大和証券キャピタル・マーケッツの解説】
期初時点から会社計画にはややハードルの高さを感じていたが、発表された上期実績と通期計画の下方修正とも、改めて収益性改善ペースの鈍化が気になる内容であり、総じてネガティブな印象。
上半期の利益面では、第1四半期→第2四半期の比較において、売上高が増加した一方で粗利率が低下した点が気がかり。
見た目の売上高は同期間中に増加しているが、第1四半期末に在庫水準が増加していたこともあり、第2四半期における生産数量が売上高ほど増加せず、結果として低操業に伴う負担が生じたものと推察。
また、新たな会社計画を下回る水準を想定していたが、特に収益性は想定よりも厳しいとの印象が残る。
現在の証券側予想を基準としても、12年3月期予想PERは10倍程度であることや、11年3月期実績PBRが1倍を下回っていることから株価下落リスクも小さいが、タイ洪水影響によるリスクも含めれば積極的に買う理由はないと判断。
投資判断「Neutral」と目標株価350円を継続。
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欧州売上予想を減額、高い営業レバレッジが響き利益予想の減額率大
野村証券は10月20日付けで、NTNの投資判断を「Buy」→「Neutral」へと引き下げ、目標株価も450円→400円へと減額修正した。
証券側の12年3月期営業利益予想280億円は不変で、会社計画350億円を下回ると予想。
ユーロ安を反映して、証券側では欧州の自動車向け売上は下期から前年同期比減収へと下方修正した。
13年3月期の営業利益予想は50億円下方修正し、前期比11%増の310億円を見込む。
主因は欧州売上を228億円減額の1,300億円(前期比4%減)へと引き下げ、事業別では自動車向けを148億円、産業機械向けを57億円減額した。
足元の欧州の自動車販売は底堅いが、ユーロ安の影響と債務危機により、従来ほど高い増収率を見込めない。
需要拡大を前提に製造前工程などへの積極投資を通じて営業レバレッジ(限界利益率35~40%/営業利益率5.0%で7.5倍程度)効果を高めてきたものの、増収率の下方修正に伴って、この効果を十分に享受できなくなったと判断。
競争力の高い等速ジョイントの拡販を期待できるが、売上成長を従来ほどに見込めず、高い営業レバレッジから利益予想の減額率が大きい。
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